焦点を行き来させること

ホッとひと息という時、最近ハマっていること
昨日、税理士の友人のサポートでオンラインでの確定申告を済ませることができました。
先延ばしにするのもストレスになるので、早めに終えられてホッと一息。
納税もネットバンキングでできる時代になっているんですね。
所得税は還付される分があるので、それもちょっと楽しみです。
さて、何かを頑張ったあとは、息抜きをしたくなるのではないでしょうか。
美味しいものを食べる、出かける、ゲームや漫画など、人それぞれ息抜きになるものがあると思います。
最近の私の息抜きは、Happy Colorという塗り絵のアプリ。
一昨年に知って、時々暇つぶしにやっていたのですが、最近頻度が高くなりました。
(あまり頻繁に時間を使うと、もはや息抜きにならなくなるので注意していますが…)
頻度が高くなったのは、塗り絵のジャンルの中にある「アート」に取り組み始めたから。
名画に色をつけていく作業ですが、途中経過はこんな感じです。

160色ぐらい使われていて、下絵には塗られる色の番号が書かれています。
塗りたい色をパレットから選択すると、その色が入る箇所がグレーに変わり、そこをクリックすると彩色されるという簡単な仕組みです。
ジャンルによってはあっという間に塗り終わってしまうものもありますが、アートのシリーズはどれもかなり複雑で、どう攻略するかを考えるのも醍醐味。
集中すると、いい気分転換になります。
俯瞰と細部を両方見る
スマホの画面は小さいので、全体を俯瞰的に見られるようにすると、大きな部分はわかるものの、細部には目が届きません。
パレットの色は塗り終わったら消えてくれるのですが、塗り残しがあるといつまでも下の番号のついた色は残ったままになります。
逆に細部だけを追っていると、絵のどの部分を塗っているのかわからなくなります。
どうしたら全体を把握しつつ、効率よく塗っていけるのか?
息抜きではありますが、そんなことを考えながらやっています。
さらに俯瞰と細部という視点の使い分けについて、日常の焦点の当て方にも当てはまるなぁと思うところがあります。
人間関係でも、全体をみて動こうとすると、個人個人の心情に気を配ることができないことがある一方で、個人の事情に焦点を向けすぎると全体が見えなくなります。
仕事の進め方にも同じことがいえるでしょう。
エネルギーは焦点を当てたところに注がれるのが原則です。
どちらか一方でなく、どちらも意識することが大事なんだなぁと、塗り絵アプリからも教えてもらっています。
(2025年2月23日 岩田)