フィードバックは難しい…

伝えるスキルもマインドセットも大事
コーチングではフィードバックというと、主に相手の言動から受け取ったことを鏡のように伝えることで、重要なスキルです。
仕事の現場では、他者の仕事の仕方や成果物などに対して、自分の感想や意見を伝えることがフィードバックに入りますし、日常生活では家族や友人などの言動に対して感じたことを伝えるのもフィードバックです。
これがなかなか難しい…。
「自分には~と感じられた、自分は~と受け取った」というように、自分を主語にできたらいいのですが、ともすれば「○○は~のようにすべき」というような意見を前面に出してしまうことがあります。
後者になると、自分の価値観を正しいものとして、相手に押しつけるような形になりがちです。
言われた方も、自分を否定されたと感じやすいでしょう。
そうしたフィードバックは本当に難しいと思うことがたびたびです。
気をつけていてもどこかで自分の考え方が正しいような気持ちになって、相手を否定するようなニュアンスが言葉に忍び込んでいることがあるのです。
完全に無意識ですが、あとで気づくと自分の傲慢さに愕然としてしまいます。
フィードバックの仕方として「シットサンドイッチ法」というのがあります。
これは、ネガティブなフィードバックをする際にポジティブなフィードバックで挟むというスキルです。
つまり「良い点→改善点→良い点」という順番で伝えることです。
今日ある人にフィードバックした際、これを使いました。
が、あとから、もっと言い方を工夫すればよかったと後悔しました。
自分のマインドセットの中に、どこか相手のやり方を否定するような部分があったことに気づいたからです。
マインドセットは考え方、思考パターン、心の状態などを示しますが、そこには潜在意識の影響があります。
何か行動する際に、普段気づいていないある部分が表面化し、気づかされることがありますね。
そこにはマインドセットを生み出す何かが潜んでいます。
で、時に後悔とともに愕然とするのです。
苦い体験ですが、こうしたことを繰り返しながら、少しずつマインドセットを変えていくしかありません。
他者へのフィードバック、まだまだ修行中です。
(2025年9月21日 岩田)





