先延ばしをやめる

きっかけがあると悪しき習慣も変えられる…

やらなくてはならないことがあっても、じゃあ「すぐやろう!」とはなかなかならないものです。
やらなければならない=できればやりたくないこと
やらない言い訳は、「今でなくても…」「あとでやればいい」「今はこっちを優先しよう…」などいろいろ。
結果、先延ばしにして後で後悔する、というのがお決まりのコース。
本の検索をかけても、『ヒトはなぜ先延ばしをしてしまうのか』『先送りしてしまうがなくなる本』から『先延ばしする人は早死にする!』まで、先延ばしをテーマにしている本は結構あります。
同じ悩みをもっている人は多いということでしょう。
わかってはいるけどやめられない習慣…。
どうしたら辞められるのか?
キーワードは「体得」かな、と思います。
体得とは、身体全体で理解すること。
頭の中だけで理解する「知得」と対比される言葉です。

行動を変えたきっかけ

最近身近で起こった出来事によって、先延ばししてもいいことはほとんどないことを実感しました。
理屈でなく、体感として自分が逃げることでどんな影響があるのかを想像することができたのです。
で、一時的に楽な道を選んでもトータルするとマイナスが加算されるのだと、つくづく気づいたのです。
そう、体得です。
どうしたら行動を変えられるのかは人によって違うでしょうが、体得はその大きなきっかけになります。
ただ、行動を変える力のある体得は、大きなショックを伴うインパクトが必要のようです。
私の場合もなかなかのショックでした。
そうであっても、変わるきっかけになってくれたのだと思うと、それはそれでありがたいものです。
このところ先延ばしが減ってきました。
私の動機づけになっているのは、自分の行動が大事な人たちに迷惑をかけないで済むかもしれないということです。
もともと人に迷惑をかけてはいけないという価値観のしばりが強く、それで自らを苦しめていたこともありますが、自分の先延ばしを止めるのには役に立ってくれるのが面白いところです。
自分にできることを先延ばしにせず、結果は甘んじて受け入れる。
今心がけていることです。

(2019年8月4日 岩田)

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