自分を変えていく楽しさ
まずは姿勢良く座るようにしてみた
この一年以上心がけていることがあります。
それは、きれいに座ること。
椅子の背もたれはなるべく使わないようにしています。
背もたれを使わず、背筋を伸ばして座ります。
今は自然にできるようになりましたが、最初は結構大変でした。
気がつくと無意識に背中を背もたれに預けてしまっていました。
最近は、もたれない方が普通になり、電車の中でも背筋を伸ばして座っています。
座り方が美しくなると、印象がよくなるという良い点がありますが、それ以上に良いことがありました。
自分がシャキッとするのです。
背筋が伸びていると、精神的に落ち着き、余裕が出てくるんですね。
形を整えると中身も整うというようなことでしょうか…。
歩き方も意識してみた
ついでに、歩き方にも気をつけるようになりました。
ある時ガラスに移り込んだ自分の歩いている姿を見て、愕然としたからです。
せっかちな一面があるからか、前のめりでせわしなく足を進めている自分を見て、ちょっとみっともないと思いました。
顔や表情がその人の人生を物語るというのは正しいと思いますが、私の感覚では、顔以上に歩き方がその人を表すものだと思うのです。
で、座り方同様に気をつけてみようと思いました。
発見だったのは、歩き方によって使われる筋肉も違うということです。
どうやら正しく歩くと、体形の維持やダイエットにも効果があるのだとか。
まあ体重減少の効果はそれほどありませんが、やはり姿勢良く歩けると気分が違います。
目に映る景色も変わり、自然の移ろいもより感じられるようになりました。
これまで少し先の地面ばかり見て歩いていたんだなぁと思い知らされます。
習慣化は一日にしてならず、だけど…
ここ2年ほど、さまざまな習慣化に取り組んでいます。
時には面倒なことにも取り組むので、人から見たら何が楽しいのか意味不明でしょう。
そこには目的・目標があります。
私の目標は、与えられた人生を最期まで充実させること。
で、どう生きたら充実したことになるのか、自問し続けているわけです。
その答えに近いものを持っていますが、正解かどうかはわかりません。
さしあたっては、楽しく自分を変えようとしています。
人生のロールモデルとしていろいろな人が思い浮かびますが、今年崩御されたエリザベス女王もそのひとり。
王族として生まれ、もともとは予定になかった女王という役割を全うされた方は、存在そのものが魅力的でした。(そういえばエリザベス女王の姿勢は美しかったですね)
比ぶべくもありませんが、私たちもまた何かの役割を担うために生まれているのかもしれません。
今より良い自分を目指すことは、それを果たすことにもつながるのではないかと思ったりするのです。
(2022年11月13日 岩田)