出来事が起こるタイミングは不思議に満ちている
不思議な偶然
人との出会い、遭遇する出来事には不思議な縁を感じるようなことがあります。
今日はちょっと面白い偶然を体験しました。
たまたま仕事が早く終わり、時間があったので神戸駅の南側のエリアに買い物に行こうと思い立ったのです。
15分以上歩いて駅の地下街まで来た時、途中図書館で予約の本をとってくる予定だったことに気づきました。
最近大事なことは忘れないように気をつけていますが、図書館というのはすっかり抜けていました…。
「あ~、めんどくさい、どうしよう…」なんて思っている時、目の前に知っている人の顔が現れました。
しばらくぶりに会う子どもの友人のお母さんでした。
挨拶すると、近くにお勤めで昼休みにいろいろ用事を済ませているとのこと。
笑顔で別れ、私はひとり昼食と買い物へ。
買い物が終わっても図書館をどうするか相変わらず迷っていました。
通ってきた道をまた戻ることになるし、坂道を10分以上歩くのも面倒でしたが、時間もあるし、運動にもなるしなどと、自分を納得させました。
坂を途中まで歩くと、なんと彼女が上から歩いてくるではありませんか。
彼女は図書館から戻ってくるところだったのです。
互いに驚いたのは言うまでもありません。
短い時間に2度も会うとはどういうこと?
ただただ不思議な偶然でした。
不思議な流れを感じた体験
次はもう少し長い時間の中での話です。
この3月に3日間の東京でのセミナーに参加することを決めたのは昨年のことでした。
飛行機と宿泊を手配し、手帳にも3日間に赤い矢印で線を引きました。
過去に何度も行っているので、今回もスムーズにことが運ぶはずと安心していましたが、そうではありませんでした。
2月半ばになり、ある仕事の予定を3月に入れる相談を何人かの方としていた時のこと。
皆の都合のいい日として挙がった日にちは実はセミナーの初日でした。
その時、私の目はしっかり手帳を見ていたはずなのに、なぜか頭はその日は空いているという解釈をしていました。
結果的に私はOKを出し、予定が決まりました。
失敗に気づいたのはその1時間後。
改めて手帳を見ると、すでに赤い線が…。
なぜ決める時にその線が見えなかったのだろう?
自問しても、見えなかったものは仕方がありません。
他の人に迷惑をかける訳にはいきませんから、結局飛行機をキャンセルし、新たに翌日の早朝の飛行機を予約。宿泊も1泊に変更しました。
3日間のセミナーなのに2日しか出られないのは残念ですが、自業自得と諦めました。
ところが、約1か月経って、事情が変わったです。
急にその仕事の担当の方から、予定の日を変更したいという打診の連絡があったのです。
セミナーの2日前でした。
結局セミナーは初日から参加できることになりました。
一旦諦めて2日しか出ないつもりでいたので、時間が前倒しになったことに焦りました。
まず再度飛行機をキャンセル。(二度目の手数料を払うことになりました)
東京行は新幹線にし、宿泊も再度2泊に変更…。
他の準備も間に合わせました。
この一連の流れも不思議です。
何かに動かされているような気すらしました。
手帳の記載をきちんと認識できなかったのは、しっかり意識してものごとに取り組まなければならないという、自分への戒めになりました。
それを学ぶためだったのかなぁと私は解釈しています。
その上でやはり行けるよう何かから促されたのでしょう。
私たちは自分で何もかも決めているように思っていますが、大部分は無意識的に決めさせられているとも言われます。
出来事の流れを感じつつ、自覚的に生きる、というのが私の目下の理想です。
みなさんはいかがでしょうか?
(2019年3月17日 岩田)