今年は準備万端

これまでできなかった早めの準備

3月も終わりで、いよいよ明後日からは4月。
新年度の始まりです。
今2つの大学で講師をしていますが、どちらも7日の週からスタートです。
それに備え、今月すべての授業資料に目を通し、修正したところです。
実はこれは私にしては画期的なこと。
昨年までは授業が始まる前にすべてを見直そうと思いながらも、進行を確認しながら直した方がいいかもしれないなどと理由をつけ、最後の授業などはギリギリに直していたものでした。
それが今年は配布用の資料と自分用のパワーポイントの資料をすべてチェックできました。
自分をほめてあげたい気分です。
では、実際に今年とこれまでと何が違ったのか?
日常の忙しさの度合いには変わりがないので、顕著な実感はありませんが、メンタルな部分が大きいのだと思います。
習慣化にもあれこれ取り組んで、失敗や成功を重ねてきたことも役に立っています。

「これだけやればいい」が効果的だった

やらなくてはいけないけど、やる気にならないというのは、よくあることです。
私も例外ではありません。
手をつけようとしても、気持ちが乗らないからとやめてしまったことも数知れず。
そうこうしているうちに、自分は切羽詰まったらできる人間だなどと考えるようになりました。
でも同時に、早く着手した方がいいという価値観も捨て切れないのです。
やろうと思ってもできない、早くした方がいいことを先延ばしにするという積み重ねは、無意識にネガティブな自己イメージを作っていきます。
あれこれ習慣化を試みながら、私もいろいろ学んできました。
結論はごくありふれたものですが、障害になっているものを取り除き、進みやすい方法を見つけることです。
私にとっては、「すべてを早く片付けなければならない」というイメージが心理的負担になっていることを何度も痛感しました。
だから、細切れにして「今日はここまでやればOK」という許可を自分に与えるようにしました。
大学の資料も授業回数が12回の方は、毎日1回分だけでいいと決めたら、ラクに進められました。
その後取り組んだ、もう片方の15回の分については、1日3回分に増やしましたが、これも割に順調でした。
決めたことができると、自己肯定感が上がります。
自分を肯定できると、気持ちが安定します。
日々の小さな積み重ねに自分らしい工夫ができると、生活のストレスが減ることを実感している昨今です。

(2025年3月30日 岩田)

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