今年の抱負?

心を静める時間を多く持つ

2025年を迎えて10日余り。
今年をどう過ごしたいのか、すでに決めているという方もいらっしゃるでしょう。
昨日は大学のリカレントの授業、最終日でした。
授業後に受講仲間のみなさん20名以上と懇親会を持ち、途中、それぞれが一年間の感想と、今年の抱負を述べるという時間がありました。
年齢もまちまちな皆さんの今年やりたいこと、目標としていることを聞き、前向きな姿勢に刺激を受けました。
私も自分が思っていることは語ったのですが、話したあとに別の何かが思い浮かぶことがあります。
で、昨日からの時間で思ったことは、「今年は心を静める時間を多く持とう」ということです。
普段常に何かを考えてしまう傾向があり、うっかりするとどこからともなくやってきた思考に引きずられている自分がいます。
考えないようにするというのは難しいですが、何かに集中する時間を作ることで、思考の介入を少なくすることを試みたいと思いました。
同じような試みは何度かしていますが、今年は気持ちを新たに意識し直そうというわけです。
で、その試みのひとつとして今日から「般若心経」の写経を始めました。
写経などという普段の私に似つかわしくないことを思いついたのは、村松大輔さんがきっかけです。
村松さんは量子力学的生き方をテーマにした本を出されている方です。
確かに実践したら人生が変わるだろうという説得力があり、何冊か読んでいます。
で、その村松さんが毎日写経をされていて、その時間が瞑想のようでもあり、新たな発想の源になっているらしいというので、これはちょっとやってみたいと思ったのでした。
今日は初日。
写経といっても、私が購入したのはすでに薄く文字が印刷されたもので、その上を筆ペンでなぞるというもの。
毛筆にも全く自信がありませんが、なぞるだけなら少し気楽です。
さらに筆先に意識を向けて、できるだけきれに書こうとすると集中が必要です。
1枚仕上げるのにけっこう時間がかかりましたが、完成させると達成感も得られました。
「般若心経」の解説書も読んでいるので、いずれはその世界観を感じつつ、写経できるようになるといいな、と思っています。
情報の洪水のような日常の中で、心を落ち着ける時間をどう持つのか?
現代人に共通する課題のようにも感じます。
マインドフルネスな状態を意識的に作ることで精神的にも安定するのではないでしょうか。
みなさんにとってはそれは何をしている時間ですか?

(2025年1月12日 岩田)

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