コラボセミナー受講記

素直に自分を見つめる場

しばらくご無沙汰をしてしまいました。
1カ月経つと、季節は夏から秋に移り変わっているのがはっきりと感じられます。
一昨日、孫を連れて北区の畑に行く道中で、木立の中でミンミンゼミが一匹鳴いているのを耳にし、畑では、蝶々よりもトンボが謳歌している様に、何だか真っ盛りの夏が懐かしく、感慨深い思いがしました。

さて今日は、3月から8月までの6カ月にわたり、月1回全6回で開催された、『2022年コラボセミナー「変化の時代にチャンスをつかむための直観力の使い方」』の受講感想を書いてみたいと思います。
私は今まで、著名人や専門家の方々をお招きしての講演会やセミナーを多数、企画・開催をし、自分でも講演やセミナーを担当したりして来ましたが、最近は個人的なカウンセリングや対話会がほとんどで、後はもっぱら講座やセミナーを受講して学ばせていただいています。
どちらかと言うと、今回は当講座主催のセミナーでもあり、「積極的なフォロワー」感覚での受講動機でしたが、講座の後、毎回「フィールドワーク」という宿題が出され、次回までの日常の生活意識が示されて、講座の最初にシェアの場が設けられていることに、一気に真剣度が増しました。
これらは、講座の復習になるだけでなく、学んだポイントを日常で体感して思考し、しっかりと腑に落とす大切な作業になりました。

講師陣と受講生とのコラボ

更に、講座後すぐに、感想の「アンケート」が送られてきて、回答した感想や記載した疑問・質問が次回の講座にすぐ反映されるのには、少し驚かされました。
一度は、講師の方々が真剣に答えを準備していただいたにも関わらず、自分が記載した質問内容をすっかり忘れてしまい、申し訳ないことをしました。
右脳的で内面・直観優位の三田村講師と、左脳的で思考優位の岩田講師の、両面をバランスよく活用させる「コラボセミナー」でもあると同時に、講師陣と受講生とで作り上げていく「コラボセミナー」の意味もあるのかと感じました。
なかでも印象深かったのは、第5講の始まりの前、いつもは事前に送られてくるテキストが、「今回はテキストがありません。1~4講までを振り返って、疑問・質問をまとめておいてください。質疑応答から講義を進めます。」とコメントが送信されてきたことです。
私は、少し動揺しました。
今更ながら、講師の本気の姿勢に圧倒される思いでした。
もう一度ギアを入れ替えて、1~4講のテキストと自分のメモ書きを丁寧に見直して、曖昧にしていたいくつかの言葉や意味を、洗い直してまとめました。
応答される際に表示される資料は勿論事前に準備されていて、講座終了直後に、テキストとして送信されてきました。
受講生からどんな質問が提示されるのか、あらかじめ予測されていたのでしょうか、不思議に思えるほど、整理された的確なテキストでした。

総仕上げの個人セッション

更に講座終了後、講師と個人セッションの時間が設けられています。
私は外的で思考優位なので、バランスをとる意味でも、右脳優位の三田村講師とのセッションが組まれました。
「光と影」「変わりたい自分と変わりたくない自分」「出来ることと出来ないこと」
「やってきたこと(過去の実績)とやれないこと(未来への不安)」「貢献している自分と役に立っていない自分」「頑張る自分と怠惰な自分」…等々。
一見対立しているかに思える課題を、いろいろな角度から原点を掘り、自覚を促してエネルギーを高め、マイナスだと思い込む中にも備わっている『肯定的意図』を見つけ出していくセッションでした。
私の一番スムーズで受け入れやすい「対話形式」でのセッション。
やっぱり、全ての答えは、すでに自分の中にあるのだということに気づかせていただきました。
自然体で新鮮で真剣な愉しいひとときでした。

内的世界が現実世界をつくっている

第5講の「フィールドワーク」で、「1~5講までの実践を通して気づいたことを整理しておく」という項目があったので、再度すべてのテキストに目を通して…と、決して強いられるわけでもなく主体的にやっている自分がそこにいました。
これからの生き方で、是非実践を進めたいことは、内的世界が現実世界をつくっていることを確認していくことです。
自分の内面が現実の外面に反映されてくる…ことは、知識としては知っています。
が、日常で起こる「ザワザワ、イライラと反応する出来事」を6段階に分けて堀り下げて、そこに潜む思い込みやプログラムに気づいて紐解くプロセスは、慣れない私にはとても難しい気がします。
難しく感じられるからこそ、私にはとても大切なことのように思えます。
これからも、セミナーで気づかせていただいた目標『まずは、自分の幸せ(喜び)を優先させて、そのことが周りの幸せにもつながることを心掛ける』に向かって歩んでいきたいと思っています。

「コラボセミナー」、また一段とパワーアップして、第二弾が開催される予定です。
乞うご期待!!

(2022年8月28日 若杉)

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