自分磨きの旅を歩き続ける
今年も残り300日の節目
春3月を迎えましたが、新型コロナ感染関連のニュースは、未だ連日報道されています。
まん延防止等重点措置は13県で6日に解除されたものの、行動制限や長期化も懸念されるということで、18都道府県で21日まで延長が決定されました。
アメリカ・ニューヨーク州では、エリック・アダムス市長が4日の記者会見で、「我々は戦いに勝った。街を再開する時だ」と語って、コロナ規制を撤廃し、市民生活の正常化と経済回復に期待を示したとネットニュースで報道される一方、お隣の国「韓国」では、新規感染者が連日25万人を超えたとか。
ニュースに踊らされることなく、個々のエネルギーレベルを上げて、免疫力を高めた生活に努めたいものですね。
昔から2月は「逃げる」と言われていますが、本当にあっという間に過ぎた気がします。
心機一転する意味でも、丁度今年のあと「300日」を、大切に意識して行きたいと思いを新たにしています。
スポンサーシップのワークで!
先月末に受講したセミナーの中で、「スポンサーシップ」のワークがありました。
「スポンサーシップ」とは、スキルやテクニックを超えた「人間の在り方」、すなわち「存在」そのものに対する承認を意味します。
そもそも人は自分一人では幸せになれず、他人との良好な関係があってこそ実現されるものです。
ここでのワークは3人1組になって、まずメンバーの一人一人の良いところを沢山書き出して伝え、更にその人の課題(ここを超えたらもっといいなぁと思う点)を1つか2つ挙げて、最後は良い所を1つ挙げて終わる――というものです。
グループになったメンバーを知った時、年齢も性別も違うのですが、根底に温かい信頼関係が感じられて、安堵感と共にスムーズにワークに入れました。
最初は情報収集の時間。わずか2分でも、集中してその人のことを考えているだけで、外面だけでなく内面や課題までふっと浮かんでくるのはとても不思議な体験でした。
私に関して伝えていただいた内容から気づいたことに焦点を当てて、お話したいと思います。
挙げていただいた良い点はさておき、私が大切に受け止めたのは、課題だと指摘していただいた事柄でした。
それは、「自信の無さ」「控え目さが良くない方向に出る」「一歩下がるのが多くある」という、お二人共通のご指摘でした。
人は「第一印象を感じるのに10~15秒」と言われますが、まさに最近自分で感じている課題そのものだったので、とても衝撃的でした。
昨年のブログでも書きましたように、お試しで占っていただいた「タロット」でも、過去の経験も現在の環境状況も実践の場が充分整っているのに、私の姿勢だけが下向きで、エネルギーや意欲が足りないと現れていたのを思い出しました。
年齢は個人差だと頭では分かっていましたが、「ご恩返し」「後方支援」「見守る」「後進に道を譲る」「出過ぎて他人の成長を邪魔してはいけない」…という想念に囚われて、年を重ねるごとにそれが今の私の使命とか役割だと思い込もうとしていたように思います。
一方では、もうそろそろ「苦行」や「修行」から卒業したいと思い、「楽業」に逃げている後ろめたさも否めませんでした。
これらの「課題」の指摘は、ショックというよりも、穏やかな愛にあふれたエールをいただいた思いで、動き始めるための背中を押していただいたように思えました。
本当はどう生きたいのか?
やはり、「場が整って」「安心・安全」が確保されて、根底に信頼関係が築かれている人たちから発せられる言葉は、心にスッと染み込みます。
実績が挙げられるかどうかが問題ではなく、本心に従ってまずは姿勢をしっかりと作り上げることが大切だったのです。
不器用で不格好でも、どんなに些細な事であっても、誰かの何かのお役にたつことはきっとできるはず。
言い訳せずに、諦めずに、今年の残り300日を意義深く生きたいと思いました。
少し前からその兆しが表れ始めていたので、手始めにセミナーのアシスタントに1日だけのエントリー(場づくりの意識貢献のみになってしまいましたが)、更に小グループのリーダーを引き受けるところから、スタートしています。
若い頃と違って、新しいことにチャレンジすることも避けてしまいがちで、IT関係のことも良く分からず、苦手意識が募って不安は付きまといますが、その分補おう・助けてあげようと手を差し伸べてくださる皆さんの優しさや温かさにたくさん触れることが出来て、幸せを感じることが多くなりました。
まだまだ「自分磨きの旅」を歩き続けたいと思っています。
(2022年3月6日 若杉)