行動習慣を変えるワークに取り組む

終活を意識したまとめ

首都圏を除いて、6府県の緊急事態宣言が28日で解除されることが決まりました。
コロナ感染の完全な終息の見通しはまだまだ見えませんが、少しずつ収束に向かっていけば…と願います。
ご案内のように先週の日曜日から、『習慣化のシンプルなコツ』の読書会が始まりました。
3時間にわたる対話の最後の締めくくりとして、「次回までにどんなチャレンジワークをしますか?」と参加者全員に問われました。
私は、ずーっと気になりながら後回しにしてきた、「終活を念頭に置いた、家族に伝え残すことをまとめる」と挙げました。
具体的には、預金通帳・印鑑・カード、医療保険などを分かりやすく整理してノートに記入して、然るべきところに保管するというものです。
着手し始めると、恐らく簡単に出来ると思いますが、なかなか今まで手つかずに過ごしてしまいました。写真も折に触れて残したいと思っています。
こんな気持ちになったのには、最近いくつかの出来事や要因がありましたが、ある本に書かれていたお釈迦様の言葉に触発されたことも後押しになりました。

過去を追うな。
未来を願うな。
過去はすでに捨てられた。
未来はまだやって来ない。
ただ今日なすべきことを熱心になせ。
誰か明日の死のあることを知らん。

気になることを先延ばしにせず、いま・ここを精一杯生きよう。
そして、大切だと思うことをひとつひとつ行動していこうと思ったのです。
『習慣化…』の本の中に、人生を変えるのに2つの習慣――「行動習慣」と「思考習慣」があると書かれています。
より重要なのは、頭の中の習慣、つまり「思考習慣」の方ですが、私はまず行動面から始めることにして、3つの項目を挙げて、2月の半ばから実践を開始しています。

  • 5分間の片づけ。(習慣化を実践している先輩からの受け売りですが、ハードルを下げて5分間と明記すると取り組みやすく、実際はやり始めるといつの間にか2~30分は過ぎてしまいます。机の引き出しやレターボックス、薬箱などの整理から始めています。)
  • 5分間のバイク漕ぎ。(最近特に、足腰の弱りを感じているので、大腿筋を鍛えるためにスピードと強さを加減しながら漕いでいます。)
  • 3000歩以上歩く。(できれば、5000歩以上。外に出られない時はベランダで足踏みやジャンプ、スキップ、両かかとをトントンと落とすことも可)

先週の読書会で、同年代の参加者の方から一緒に毎日の実践チェックをしませんかとお誘いをいただきました。
そのトレーニングチェックのパートナー(相方さん)が、lineのグループ名を、『永久乙女』(とわおとめ)と命名してくださいました。さすが文学少女(笑)。
私は、語呂から苺の「とちおとめ」を連想して、初々しくて恥じらいがあって、それでいて艶やかで…素敵な名前だなあと、とても気に入っています。
それ以来、毎日報告メールを交換して、随分と励みをいただいています。

ちなみに毎日少しずつの片づけは、すでに居間とダイニングの2部屋が終わり、難関のマイルームに突入しています。ここはかなりの時間と労力が必要です。
セミナーや講演の資料、会計書類、書物、衣類、小物類…等々、雑多なものが収納されていて、見回すだけで少々うんざりしてしまいます。
が、この部屋が整理されて断捨離が進んだらどんなにスッキリするかと考えると、躊躇してはいられずやるしかないなと決意が湧いてきます。
部屋が終わると、その先にまだまだ押し入れや食器棚、更にはマンション1階の倉庫も待っているので、ここで手を休めるわけにはいきません。
やり始めると脳の側坐核が働いて、やる気に火がつくのが分かります。
「行動習慣」もさることながら、それだけに満足している訳にもいかず、早くに「思考習慣」の変化も意識しなくてはなりませんが、焦りをグッと堪えて、読書会の進展に伴い同時進行で学んでいこうと思いとどまっています。

何のために行動を変えるのか?

行動のワークが軌道に乗りそうな手応えを感じ始めていたところ、ご意見番からの一言!
昨日、『「行動習慣」を変えるワークに取り組むときに、「何のために」それを行うのか』、『目的・目標をはっきり意識して臨むとより効果的だから』と指摘していただき、ハッとしました。
心身ともに鍛えることによってエネルギーを活性化し、節約されたエネルギーを本来の目的に活用できるようにして、一層誰かの、何かのお役にたつ生き方をしていきたいと思っていたことを改めて意識することが出来ました。

(2021年2月28日 若杉)

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