新年の近況報告

緊急事態宣言の再発令

2021年の幕が開けて、10日が経ちました。今年もどうぞ宜しくお願い致します。
昨年末の忘年会、年始の新年会シーズンの影響もあって、新型コロナウイルスの感染拡大が勢いを増しています。
1月8日から2月7日まで、東京都・神奈川県・千葉県・埼玉県の1都3県に緊急事態宣言が発令されました。
大阪府・京都府・兵庫県からも、国に再発令の要請がなされています。
私の生活はそれによって大きくは変わることはありませんが、今日備えとして、対面でのセミナー1件と大阪の実家での法事参加を見合わせる旨の連絡をしました。
小学校が休校にならない限り、今まで通り週に2~3回は孫たちが訪れて来ると思います。
小学校から徒歩3分圏内なので、習い事や医者通いの中継地点として、我が家が活用されています。その都度せっせとおやつの準備をして、婆バカぶりを発揮しています。
末っ子の孫は2歳半のやんちゃ盛りで、かなりの運動量が要求されて大変です。
カウンセリング・セッションや対話会は、リモートでの実施に慣れてきて、今ではビデオ通話も以前ほどの抵抗は無くなってきました。
オンラインの実施は、私に取ってコロナ禍での大きな成果です。

感染防止対策として、個人としてできること

東京都の小池都知事が提唱された、会食時の注意事項「5つの小」は「三密」とともに心掛けたいものですが、蛇足ながら今一度書き添えます。
[大人数での飲食を避け、
①小(少)人数での開催を計画。予め、
終了時間を一時間程度に決めておく。
③小声での会食となるよう気を付ける。
④小まめな換気ができる場所で、人と人の距離を離す。消毒はまめにする。
食事は皿に取り分け、回し飲みや箸の共有は厳禁]――というものです。
4月・5月の自粛期間の経験を踏まえて、有意義に過ごしていきたいと思っています。

世界の貧富の差に驚愕

今日セミナーからの帰り道、長く学生達に親しまれていた駅前の居酒屋が閉店になっていたのに気付きました。
時短が要請されると、飲食業界は益々経営が厳しくなって、倒産するお店もかなりの数に上ると思われます。
先日「池上彰氏の番組」の中で、世界の富裕層の8人の資産が、世界の貧困層36億人の資産に相当することを知らされて、この貧富の差の現実に驚愕しました。
コロナの感染拡大防止と経済の両輪のバランスをとることは、試行錯誤の繰り返しで後手に回ったり…と、大変難しい状況下にあります。
あまりにも大きな課題に押しつぶされて、とても受け止めきれませんが、そんな時ふと我に返って、いつもの原点返り。
では、私は何をするのか?どんな中でも、この問いを忘れずに、大火の中のハチドリの童話を思い起こしながら、粛々と過ごしていきたいと思います。

自然に枠を外す

取り留めのない近況日記のようになってしまいましたが、近況報告の最後にもう一つ。
昨年末、ポストに夕食の材料宅配のチラシが入っていました。
今までは、何だか料理を手抜きするようで後ろめたくて頼んだことがありませんでした。
提供される材料にも不安があって、チラシすら読んだことがありません。
初めてチラシを手に取って、健康志向で栄養や材料の産地にも細かくこだわっていることを知り、まずは1週間半額キャンペーンだったので思い切って宅配を申し込んでみました。
主婦の頭痛の種である「献立メニュー」が決まっていて、二人分の必要な材料が毎日届けられる――しかも丁寧な写真入りのレシピ付き。
料理が得意でもなく、レパートリーを増やそうと、テレビの料理番組を参考に見ては作って来ましたが、ついつい作り慣れた同じ献立や材料、味付けなどが繰り返されて、新鮮味がなくなってきていたところでの天の助けでした。
しかも有難いことに、いくつかあるコースからその日のメニューが選べるのです。
今では、週に3日、この宅配を利用しています。
調味料は我が家で準備して、レシピを参考に3~40分かけて調理します。
不足しがちな野菜や、みそ汁は勿論付け加えています。
カレーライス、かす汁、鍋…などは、宅配の無い日に回して作っています。
今までとは違った味付けやメニューなど、とても新鮮で楽しみながら料理をすることができています。
苦手なこと、足りないところは、補ってもらっていいのだ…と、枠を一つ外せました。
自分で作って自分で縛られていた枠を、気負うことなく折に触れてひとつずつ外せていけたらいいですね。

(2020年1月10日 若杉)

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