無関心が無知を生む

そろそろ冬支度を

昨今は朝晩じっとしていると、寒いと感じることが多くなってきたので、先週、我が家でもコタツの準備をして冬支度を始めました。
とは言え、昼間外出から帰宅した直後やお風呂上りには、まだ扇風機も欠かせ無い状態ではありますが…。
電源は入れなくても、コタツ布団に足を入れているだけでほっこりと安心感に満たされます。
温もりは、安心・安全に欠かせないものですね。
そう言えばずいぶん昔に、クスリを一切使わなくても「『体を温める』と病気は必ず治る」というセンセーショナルな本を読んだことを思い出しました。
確か、医学博士の石原結實先生の書かれた本だったと思います。
その言葉を全面的に信奉している訳ではありませんが、一理あると思って、身体を冷やさないようには気を付けています。
皆様も温かくお過ごしください。

いよいよ脳トレ講座の学びを開始!

11月から2か月間の講座が始まりました。
講座としては、「可能性をひろげる『能力アップトレーニング』~自分らしさと発想力~」というテキストと、『能力アップトレーニング』というウォーミングアップを含む問題集の2冊が送られて来ました。
意気込んでテキストを開けると、いきなり「ダイバージェント・シンキング」という言葉に??が飛び交いました。

アメリカのギルフォード博士が、知能の働きを大きく「思考能力」と「記憶」に分け、さらに「思考能力」を「認知」と「生産的能力」と「評価力」の3つに分類されたとか。
そして、そのなかの「生産的能力」を二つに分けて、「一つの解決点に達する能力」と「思いつく、工夫をする能力」であると唱えられています。
その後半部分がダイバージェント・シンキングと言われるそうですが、その特徴を具体的に言うと、
1)一を聞いて、十を知る人。 
2)ピンチに陥ると、とてつもないアイデアが浮かぶ人。
3)論理的ではないが、アイデアが豊富な人。  
4)冷蔵庫にある食材を組み合わせて見た目にも美しく、美味しい料理を作る人。
――と書かれています。

もっと簡単な脳トレをイメージしていたのですが、結構脳の構造や働きについてなど深く解説してあったりして、受講するには真剣な取り組みが求められていました。
でも、「思いつくことや工夫をする能力」が身につくなら、嬉しいことです。
片手間ではなく、きちんと、勉強時間を設けて二か月間頑張ってみようと思います。楽しんで脳を活性化させる方は、最近ふとした時にパソコンで見
つけた「無料脳トレプリント」を印刷して、やってみようと思っています。
そこには、漢字・ひらがな・計算・間違い探し・図形…、様々な問題集が提供されています。
もともとクイズやパズルが好きなので、これからは趣味の一つとして積極的に取り入れていくことにします。

難解なアメリカ大統領選挙の構造

話題を変えて、時事問題に!
11月3日の投票日以降、連日過熱的に報道されているアメリカ大統領の選挙戦。
今年は特にコロナの影響で郵便投票をされた人たちが多く、開票作業は長引き、なかなか最終結果が見えない状況が続きました。
今まで途中経過に無関心だった私は、アメリカ大統領選挙のしくみや州ごとに異なる規約…など、ほとんど分かっていませんでした。
考えてみれば、世界全体に大きな影響力を持つ超大国アメリカの大統領選挙です。
もう少し関心を持って見ていく必要があったのに…、と反省しています。
そこで、共和党、民主党のどちらの候補が選ばれるかという前に、アメリカの大統領はどうやって選ばれていくのか…にまず関心が向いて、ネットで検索したりテレビの解説番組を観たりして、少しずつ学び始めました。
朝日放送テレビ「そんなこと考えた事なかったクイズ!トリニクって何の肉!?」というダウンタウンの浜田雅功MCでの番組を時々見ては、平成生まれの芸能人の珍回答に呆れていたのが恥ずかしく、私も相当の無知だと思い知らされました。
勿論全てのことに関心を持つことは無理ですが、せめて大切なことには意識を向けて学んでいかねば…と反省しています。
昨夜まではもっと時間が掛るかと思っていましたが、今朝のニュースで民主党のバイデン候補が過半数の票を獲得したと、マスコミの勝利宣言が発表されました。
トランプ候補の、法廷闘争→連邦最高裁判所→下院議員の決戦投票で勝利を得るという切り札は切られることもなく、民主主義的に決着がつきました。
今年は、未曽有のコロナ感染拡大という中での選挙戦。先回の4年前とは世界の情勢も人々の意識も大きく変化しており、過去の経験や記憶を踏まえたやり方は通用しないことが明らかになりました。
情勢も人も生きています。経験と記憶に頼っていると、変化が見えなくなるという大きな教訓を得たように思います。
どうしても人は、過去の栄光から抜け出しにくいものです。
特に影響力のある人の役割、責任は重く、大きな視野が求められます。
今回のアメリカ大統領の選挙を通して、私なりに沢山のことを学ぶことができました。
これらの教訓を自分のフィールドに立ち返って、日常生活の中でどのように活かしていけばいいのかしっかり考えたいと思います。

(2020年11月8日 若杉)

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