「ありがとう」の気持ちを込めて…

久しぶりのレターアート・ワークショップ

昨年2月より隔月に、6回に渡って開催されたワークショップ。
青空、春の陽射し、沈丁花の甘い香り…を感じながら、昨日は6名の皆様との久しぶりのワークショップが開催されました。
私も一参加者としてレポートを担当します。
折しも3月9日。
講師の野村佳代さんから出されたテーマは「サンキュ―有難う―感謝を描く」となりました。
ちなみに、「有難い」を辞書で引くと、有ることが難しいというところから、「滅多にない」「珍しくて貴重だ」「奇跡的」など、感謝を表す言葉と表記されています。

自己紹介のあと、準備されたシートに個人作業で記入しながら、描く準備に入ります。「有難い」体験・出来事や、「ありがとう」を伝えたい相手について考えるシートです。
佳代さんならではの進め方です。

日々を振り返った時に、どのような「有難い」体験がある?

例題には「朝起きた時に、お早うと言い合える相手がいる」「やりがいのある仕事に日々携われている」。
さて、私は…
・生きていること(この時代、この場に生まれてきたこと)。
・家族、友人に巡り合えたこと。
・自由な時間がいっぱいあること。
・気づきや学びが、いつまでもできること。
・師に恵まれたこと。
・伝える「場」が与えられていること。
と、思いつくままに挙げてみました。

出来事や体験の奥にいる「有り難い」と思う相手や対象は誰?

例として、「夫、地球、健康な体、かけがえのない友人、何気ない日常…」が挙げられています。
私は…
・宇宙、地球、大自然、環境(源から)。
・先人、先祖、家族、友人、仲間。
・人生、流れ。
ここで、シートに記入したことの感想を交えてのシェアがなされました。

日常では忙しさに紛れてなかなか深く探れない、自分の心との対話が語られていきます。
「感謝、有難う」という言葉に乗って伝わる、暖かさ・優しさ・広さ・深さ・大きさ・癒し…。
本当に「言霊」そのものが「場」に満ち溢れて、何とも言えない心地良い空気に包まれました。

これらを絵に表現するための、最後の作業。
「色にしたら、形にしたら…」と、イメージを膨らませます。

参加者のおひとりの下書き

これらを踏まえて真ん中に、直観で、今一番書きたい対象を選んで書きます。

感謝したい存在とか、イメージでもOKとのこと。
私が選んだのは、「感謝する心」。

それがどんな印象?

感謝できる自分。心が嬉しい。喜び。温かい。大きい。包み込む。

あなたとの関係性

人生はすべてが必然。学び。魂の成長。愛。生まれてきた目的。

どのように伝えたい?

広がり。深さ。力強い。優しい。

忘れられない出来事

大病。子供や孫の誕生、成長。

実際に描いた絵は、自分を象徴する緑色の円を真ん中にして、左右両横には、真っ赤な太陽エネルギーから宇宙・大自然に愛され護られ、やがてオレンジ、黄色…と私に注がれてきます。
上下には、私から発する強くて深い気づきや学びが、紺色、青色、水色、黄緑、黄色…と世界に発信されて行くイメージを描きました。
全体的に、色々な絵の具で、関わる人々・出来事…を、無数に散りばめました。決して上手な絵ではありません。

今までの人生、またこれからの生き方をじっくりと見つめる、いい機会を与えていただきました。
心から「有難う」と思えた時間でした。

不定期的ではありますが、また「レターアート・ワークショップ」の開催時には是非体験していただきたいと思います。

(2019年3月10日 若杉)

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