私と整体施術

身体がほぐれると心もゆるむ

私は小さい頃から、手指・足の裏・耳たぶ…などに、身体のツボがあって、全身の各部は相互に関連して、影響し合っている――ことに、ボンヤリと確信めいた興味がありました。
周りの誰かから、体調が悪いとか、肩が凝った、頭が痛い…などと聞くと、頼まれもしないのに、マッサージや指圧をしてしまいます。
もともと好きなことですから、足の裏を専用の棒で押す「官足法」や、指ヨガなど、簡単に自分でできる施術法を積極的に学んできました。

カウンセリングを仕事とする中で、身体がほぐれると、心もゆるんで、ストレス解消法につながるのはもちろん、頑なに閉じていた気持ちが開かれて、気づきが促されるという実例に沢山出逢うようになりました。
それで、もう少し本格的に整体を学んで習得したいと思うようにったのです。
そうは言っても、何年も学校に通うことは、ちょっとハードルが高いと二の足を踏んでもいました。

資格をとるきっかけは心屋仁之助さん

そんな時、当時講座の講師に来ていただいた心屋仁之助さんとお食事をしながらお話をしていた時に、整体師の資格を取得されたことをお聞きしました。
これぞ天の声!
すぐに詳細を教えていただき、さっそく京都にある整体院を予約して、まずは施術を受けてみることにしたのです。
癒道(イドウ)整体と名づけられたその整体は、井村和男先生という方が創始されたものです。
ご自身が精神疾患の人達へのカウンセリングをされながら身体と心の勉強をされ、第三の医療を目指して、施術手技法を研究・開発されたとお聞きしました。
京都で教えていらっしゃるその先生は、井村先生のお弟子さんに当たられます。
すぐにそこで学ぶことを決めました。
約半年間毎週京都に通って、理論と手技をみっちり学び、三度目の試験で、ようやく資格を修得できました。

その後、希望者の方に施術の仕方をお教えしたり、施術をさせていただいたりしてきましたが、なぜか仕事として「整体」をすることには抵抗感があり、趣味のように思ってきたのです。

今後は整体付きのカウンセリングも考えていきます

今年になって少し流れが変わりました。
最近コミュニティービジネス実践講座というのを受講したのですが、個人面談の折に名刺交換をしたところ、担当の方が名刺の裏の「癒道整体整体師」という文字に大きく反応されました。
そして「身近に整体を気軽に受けたい方々の需要はありますよ。活かさないと勿体ない」というお勧めをいただきました。
ビジネスにすることに対して、いささかの抵抗感があることは否めませんが、整体で身体をほぐしながらの傾聴・カウンセリングをメニューとして、これからは提供させていただこうかな…と思えるようになりました。
信頼関係を築く上で、スキンシップは、とても効果があります。

この秋ぐらいから、いままで行動することの意欲を阻んでいた何かの霧が少しづつ晴れてきたのが感じられます。
これからは75歳を一つの区切り目標とすることにしました。
それまでもうひと働き、地に足の着いた歩を進めていきたいという思いが、自然に湧いてくるようになりました。
手始めに、先日プロフィール写真も撮影いたしました。
これからプロフィールページを作成していきます。
来年からは整体付きカウンセリング(またはカウンセリング付き整体?)で、行ける範囲の方にはご自宅に伺うことも考えております。
大好きな整体を通してどんなお出会いがあるかと楽しみにしています。

まだまだ青春を謳歌しています!

(2017年12月12日 若杉)

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