豊かで幸福な人生を送るための唯一の秘訣

「あなたはなぜここに存在するのか?」
上の問いは、ジェイ・エイブラハム著『限界はあなたの頭の中にしかないー小さなアクションで最大の成果を引き寄せる』という本にあったものです。
アマゾンのKindle Unlimitedの中で、たまたま見つけました。

著者は1949年生まれの実践マーケティングの巨匠で、ビジネス倫理の推進者だそうです。
2000年フォーブス誌の全米トップ5の経営コンサルタントに選出されたと、紹介欄に書かれていました。
本を読むとき、伝わってくるものに貴重な何かを感じることがあります。
あくまでもそれは私にとって貴重と感じられる「何か」なので、他の人は違う感覚を受けるのでしょう。
とにかく自分にとっては、そう感じたことでその本を真剣に読もうという動機づけになります。
ジェイ・エイブラハムは経済面・結婚生活の破綻という失敗を人生で2度味わっているとのこと。
本の中で彼が発している問いが、「あなたはなぜここに存在するのか?」です。
「なぜ生きているのか?」という表現でもいいでしょう。
普遍的な問いですね。
ジェイ・エイブラハムの答えはこうです。
「あなたが存在する世界を、あなたが、より良くするため」に他ならない。
彼によれば、これが私たちが豊かで幸福な人生を送るための唯一の秘訣だといいます。
世界をより良くするというとずいぶん大きなことととらえがちですが、下のような例が挙げられていました。
「誰よりも良い仕事をする従業員として他の人の良い手本となり、職場に大きな価値を生み出すことで、あなたの周りの世界を幸せにすることができるかもしれません」
「いつも誰とも、どんなときも分け隔てなく接することで、周りの人の世界をより良くすることができるかもしれません」
「バスや電車で座っているときでも、エレベーターで誰かと目が合ったときでも、電話で見込み客や、クレーム客、あるいは取引先と話をするときも、彼らに、彼らがとても大事であることを伝えたり、…、とても感謝していることを伝えることで彼らの人生を変化させることができるのかもしれません」
どんなに大きなビジョンであったとしても、行動は身近な一歩から始まります。
日常をささいなことから見直し、ほんのちょっと変化させる試みをするだけで、人生が豊かになる。
私もこれまでの歩みの中で少しだけ実感するところがあります。
一方で理想に向かって頑張りすぎるのも問題だということも経験してきました。
アクセルだけを踏み続けたら、カーブをうまくまわることができません。
ブレーキも上手に使っていくことが安全に目的地にたどり着くコツです。
もちろん、自分を常に良い状態にしておくことは簡単ではありません。
人生にはどうやってもうまくいかない時があり、努力しても報われないと感じることが少なくありません。
そんな時こそ、身近なところから周りの世界を良くするための小さな行動が必要なのかな、とも思いました。
(2025年11月23日 岩田)





