きれいに生きるには?

背筋を伸ばして

結構若く見られることも多いですが、それなりにどんどん歳はとっていきます。
顔のシワが増えるのは仕方がないとしても、姿勢だけはよくしていたいと思っています。
何年か前から背筋を伸ばすことを心がけてきた結果、今は歩いているときも、昔ほど前かがみになっていないようです。
姿勢も長年の習慣ですが、少しずつ意識したら変わるものですね。
背筋が伸びると、気分も前向きになり、自然に笑顔が出やすくなるような気がします。
姿勢といえば、草笛光子さんが『きれいに生きましょうね』という本を書かれています。
表紙の写真からして90歳という年齢が信じられません。
実際にどんな方なのかはもちろんわかりませんが、外見がまずステキです。
もし私が90歳まで生きるとしたら、こうなっていたいなぁと思いますが、ちょっと土台が違うかな…。
草笛さんの美しさは多分「きれいに生きよう」という強い意志を貫いた内面からにじみ出ているものではないでしょうか。
性別に関係なく、年齢を重ねても凛とした美しさをたたえている人は存在します。
若い時の輝きはだんだん失せていくものですが、その後は外見に生き様が反映されていくのかもしれませんね。
どうしたらきれいに生きられるのか?
なかなか答えは出ませんが、逆にきれいに生きていない自分を感じることは日常にあります。
先日も、ある集まりで役割を決める時に思わず立候補していました。
ふり返ってみたら、そこには自分が得意なことで目立つ立場になりたい、それによって称賛されたいという気持ちがあったことに気づきました。
うっかりするとこのようなエゴがしょっちゅう顔を出してきます。
今年の初めに「自利利他」を目指すと書きましたが、「自利」ばかりで終わっていないか、常に監視が必要なようです。
ただ全く根拠はありませんが、背筋を伸ばし、口角を上げていると、「利他」に意識が向かいやすくなるような気がします。
生き方が外見を作ることも真でしょうが、外側から内面を磨くこともアリではないでしょうか?
自分がどんな姿勢と表情でいるのか、意識し続けることで検証してみたいです。
ちょうど2日前にデスクで使うスツールを買いました。
あるスポーツメーカーの製品で、スクワットもできるという優れものです。
スツールなので当然背もたれはなく、後ろ側がやや厚くなっているので、良い姿勢をキープする効果もあるとのこと。
毎日それに座って、きれいに生きるための心がけを磨いていきます。

(2024年9月29日 岩田)

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