一日5000歩!

現状を知ること、目標を持つこと

スマホに歩数計測アプリが入っているという人は多いかもしれません。
私も一応入れていて、何となく毎日チェックしているつもりでした。
で、自分はよく歩いている方だと自負していたのです。
ところが、今月からもうひとつ別のアプリを入れて目標を設定してみたところ、それが単なる思い込みだったことが判明しました。
平均化したら毎日5000歩も歩いていなかったようなのです…。
私の思い込みは、一日に1万歩以上歩いた時の画面の印象によってつくられたもので、1か月に半分もないその印象の記憶が「私はよく歩いている」という一般化につながっていたのです。
記憶というのはそんなものですね。
印象に残るものが代表として残り、そのもの自体の記憶になってしまいます。
現状を把握することの大事さを痛感しました。
とりあえず1日5000歩を目標にしました。
新しいアプリでは達成するとポイントがもらえ、連続達成すればさらにポイントのチャンスが増えます。
ポイントそのものは微々たるものでも、目標をクリアしたら達成感があります。
さらに何日かクリアし続けたら、一日でもクリアできない日がないようにしたいという欲が生まれてきます。
人間には目標を達成して充実感を味わいたい、さらにずっと続けてその充実感を味わいたいという欲求があるんだなぁと、身をもって感じているところです。
実は、実際にはそれほど歩いていなかった私が、毎日5000歩をクリアするのは、なかなか大変です。
目の前のカレンダーを眺めると、確実にクリアできそうな日と難しそうな日が半々です。
家でゆっくりできる日、一日家で仕事をするような日もあるからです。
なので先日は暑い中を家から山の方にあるいて公園まで往復して、何とか達成しました。
今日は雨だったので、近所の商店街をウロウロ。
途中でスマホの画面で歩数をチェックしつつ、家に着いた時はやっと5020歩でした。
おかげでどこまで行ったら何歩ぐらいになるのか、だいたい感覚がつかめてきたのはちょっと面白いです。
同時に一体自分は何のために歩くのだろうかと、つい自問してしまいます。
特に長生きしたいわけではありませんが、約束していることはしっかり果たしたいし、そのためには健康でいることが前提です。
そしてまだ見ていない景色を見たり、さまざまな出会いや学びを体験したいという願望もあります。
多分そのための5000歩なのでしょう。
明日も家での仕事しか予定がないので、どこを歩くか考えなくては…。

(2024年9月22日 岩田)

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