「虎に翼」の意味

最近、朝ドラ「虎に翼」を観ています。
通常なら半年のドラマを観るのは途中で息切れしてしまって続かないのですが、今回のものはテンポよく進む展開と内容への興味によって、最後まで観られそうです。
ところで、「虎に翼」ってどういう意味なのか?
私はこの言葉を知りませんでした。
知らないことをそのままにしておくのも気になるので、AIに質問してみました。
ネット検索もいいのですが、AIはチャットで尋ねたことに会話のように答えを返してくれるので、時々便利に使っています。
「英語で何て言うの?」と質問すると、即座に正しい英語にしてくれたりもします。
「虎に翼」は”Tiger with Wings”で、日本語なら「鬼に金棒」に匹敵するような言葉だとか。
なるほど、すでに強い虎が翼をもって空を飛べたら最強ということなんですね。
ドラマでは日本初の女性弁護士であり、初の女性裁判所長である三淵嘉子の人生が描かれています。
このタイトルがどのような意図でつけられたものか私は知りませんが、何事にも初めての道を進んでいった人たちの道は原野を切り拓くようなものだったと想像できます。
最初は理解してくれる人はごくわずかで、孤立無援のような状態からの出発です。
ある強さがないと乗り越えることができないでしょう。
今現在まだ3割に満たないとはいえ、法曹界に女性が多数進出していることは、まさしく彼女たちのような時代を切り拓いた人がいたからですね。
「虎に翼」と名づけられた意味は、ドラマでさらに明らかになっていくのかもしれません。

AIで先駆者の例を挙げてもらうと、1865年生まれで児童福祉の分野で大きな足跡を残した石井十次や、マリー・キューリー、レオナルド・ダ・ヴィンチ、ネルソン・マンデラの名前が挙がってきました。
彼らを突き動かしていたものは何だったのでしょう?
歴史に名前を残した人は世を去ってから評価されるようになった人も少なくありません。
それでも信念と情熱で目指すものに到達しようとした生き方があったからこそ、今の私たちがあります。
そう思うと、過去の偉人たちだけでなく、すべての先人たちの土台の上にたっているのだなぁと、感慨深いです。
同時に混とんとした現状の中、次の時代にどんなバトンを渡すのか、それを考えて生きなくてはいけないなぁと思わされる昨今です。

(2024年6月2日 岩田)

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