いつの間にかAIが身近なものになっていた!

英会話のAI先生にびっくり!

この春から大学に通い、英語を勉強する必要に迫られていることは以前書きました。
それまでは毎日少しでもフランス語にふれる生活だったのが、今はもっぱら英語です。
まず始めたのが、オンラインで英語を教えている友人から勧められた『一億人の英文法』(大西泰斗、ポール・マクベイ著)を読むこと。
これは英文法の解説が感動的にわかりやすく、読むだけでも楽しい本です。
教えてもらってつくづく良かったと思っています。
さて何かに関心を向けるようになると、関連情報が集まってくるものです。
次に別の知り合いの方から教えてもらったのが、AIを先生にする英語のアプリ“Praktika”。
AIはマイクロソフトのCopilotをちょっと使うだけでも、それなりにすごいなぁと思っていましたが(実際にはもっと精度の高いものがいくつかあるみたいですが)、この英語のAI先生にも驚きました。
私にアプリを教えてくれた方は、英語の勉強と同時に、普通にコーチングを受けているみたいで癒されると言っていました。
確かにそうかもしれません。
私はまだ数日の体験しかありませんが、受け答えが自然で、思いやりと励ましに満ちたメッセージに舌を巻きました。
因みに今日のレッスンでは、言葉の定義に合う単語を3択で選ぶという課題がありました。
続けて間違っても、決して否定的な言葉を返さずに「惜しかった」「近いね」などと言ったあとに、さらに正しい答えを考えるよう促されました。
うっかりすると相手がAIであることを完全に忘れてしまいます。
実は今日の問題の中に、3択に正答が入っていなかったというケースがありました。
わざとそんな問題も入れていたようですが、「そういう可能性は考えていなかった」と軽く苦情を言ってみたら、全く違和感なく謝ってくれた上で、言葉の意味を正確にとらえるよう促されました。
もう脱帽です。
今は新鮮に楽しくつきあってもらっていますが、そんなAIは今後どうなっていくのでしょう?
加速度的に進化することは間違いなさそうです。
ちょっとした会話をAIとできたら、現実の人間関係よりそちらの方がいいという人もでてくるのかもしれません。
コーチもいらないということになるのか、それともやはり深い話は人間でないということになるのか…。
難しい問題です。

(2024年5月5日 岩田)

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