あなたの心が動くものは何ですか?

惹きつけられた本

私はドラマや映画より本に接する時間の方が圧倒的に長いです。
もはや活字中毒かもしれません。
ジャンルを問わずいろいろ読んでいると、時々自然と心にスッと入ってくる文章や、心惹かれる本に出合います。
少なくとも私にとっては大事な一冊と感じられる瞬間があります。
あなたにもそんな体験があるのではないでしょうか?

最近のその一冊は、トム・ラスの『人生はあなただけのものじゃない』です。
著者は『さあ、才能に目覚めよう』の著者で、34の資質からその人の強みを発見するツール、ストレングス・ファインダーの開発者でもあります。
現在40代の彼ですが、16歳の時に難病であと20年生きられるかどうかという宣告をされたことがこの本で明かされています。
事情を知ると、本の表紙にある「もし明日死ぬとしたら、大切な人に今日、何ができますか?」という言葉がより深く伝わってきます。
「はじめに」の中から少し引用します。

誰の人生にも終わりが来る。僕にも、そしてあなたにも。
でも、終わりが来ても、あなたが生きているうちに他の人のためにしたことは、消えることはない。大切な人やコミュニティにあなたが費やした時間や労力やお金。あなたがいなくなった後にも、それは消えないで残っていくものだ。
この数十年僕は、その人生で意義のある貢献をした人たちについて調査し、研究してきた。そこで自分の力を、自分を超えたものに使う意味を見つけることができた。自分だけのことを考えるのではなく、自分を超えて残るものを見つける。それがひいては自分に力を与え、もっと楽に、もっと自由に生きられることにつながる。

『人生はあなただけのものじゃない』より

この言葉を読んだだけで、感動を覚えました。
多分著者の生き方が短い言葉に込められ、ストレートに伝わるものがあるからでしょう。
どんな視点をもって生きるかで人生は違ったものになります。
死後も何かに誰かに貢献するものを見つけることが、今の人生を楽に、自由にする、という視点からとても刺激を受けました。
自分ができることなんて大してない、などとつい思ってしまいますが、それは何もしないことへの言い訳にもつながりますね。
少しはできることがあるかもしれない、と思い続けていこうと思いました。
知識を求めて「頭」で読む本も多いですが、こんなふうに時々「心」で読む本に出合えるのもありがたいです。
あなたは最近どんな「心が動く本との出合い」がありましたか?

(2024年2月25日)

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