客観的に観ることの大事さ

オブザーバーだから気づけること

今日は長年学びを共にしているメンバーとの相互セッションの時間を持ちました。
普段は1対1ですが、今日は特別に3人。
ガイド、クライアント、オブザーバー(観察者)という役割分担で、私はオブザーバー。
オブザーバーだから気楽に観察していたらいいかな、なんて悠長に構えていましたが、朝からなかなかの衝撃に見舞われてしまいました!
クライアントは先月私がガイドをした人で、今回も同じテーマ。
そのテーマは、なかなか深いもので、多分誰の中にもあるような普遍的なものです。
後のシェアでガイドは、だからこそ頭で考えないように進めたと言っていました。
実際、セッション中、ガイドは話を聴きながら浮かんだ言葉や感覚を相手に差し出すようにしていました。
クライアントもまたそれを受け取りながら自分の感覚にアクセスし、テーマと向き合っていったのです。
そして最後の感想は「ずっとさまよっていた洞窟の中から出口にたどり着いたようだ」でした。
終わってみれば45分ほどでしたが、ふたりの対話を聴きながら、私も一緒に最後に旅をしていた気分に…。
3人で行うこうした機会は本当に久しぶりだったこともあり、ずっと新鮮な刺激を受けっぱなしでした。
そして、いろいろ気づくことも多ったのです。
自分が当事者としてコーチをしているとなかなかこういう体験はできません。
客観的に観ることができてはじめて分かることって、たくさんありますね!
そもそも私は思考的なので、感覚にアクセスすることに憧れがあります。
多分感覚はあるものの、思考的に進める方に慣れてしまっているのでしょう。
もちろん相手によってあまり感覚寄りになるのはよくありませんが、思考・感情・感覚を効果的に使うことができると、セッションも(あるいは仕事なども)質の高いものになるはずです。
いつもの自分のやり方に凝り固まるのではなく、他の人のやり方の良いところを取り入れることに、成長の種があります。
視点を変えると新鮮な気づきがありますからね。
気づくとつい嬉しい気分になります。
日常で自分の感覚にフォーカスしようと心がけているつもりですが、もうちょっと意識してみてもいいかな、と思いました。
新たな一週間、さらに感覚を研ぎ澄ませてみます。

(2024年3月17日)

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