人生を変える出来事

急増するコロナ感染

収束に向かいつつあるかに見えた「新型コロナ感染」でしたが、ここに来て急増して、2月5日以来の10万人を超える新規感染者数となりました。
夏季休暇とお盆を控えて、旅行や帰省を計画している方々も多くいる中での、「第7波」の急増情報に不安が広がっています。
幸い重症化リスクが低いため、政府では、感染対策と社会経済活動の維持の両方を目指す基本的対処方針が出されました。
日々の生活の中で、個々人が自分でできる健康管理をしながら、自己責任を果たして行くことが益々願われます。

袖振り合うも他生の縁

今日は、最近の出来事から感じた事、気付いた事を幾つか書いてみたいと思います。
コロナ禍でオンラインでの活動が広がって、今年の初めから開催された「読書会」にお誘いを受けて参加しています。
それはこのブログでも何度かテーマにあがっている、「ストア派哲学入門」(ライアン・ホリデイ著)の訳本を読んで、自分の経験や意見に照らし合わせて感想を述べあう場です。
参加者は10数名いらっしゃいますが、今月は6名の参加がありました。
その内の男性3名は、この会でほぼ初めてお出会いした方々でしたので、対話の中で交わされる程度の情報量を得ながら、半年が過ぎていました。
何かのきっかけで1人の方の発言から、現在のお住まいが大阪だということ、そしてお近くにあると言う有名な会社の本社ビルの名前を聞いて、「ああ、私が通っていた小学校の近く」ということが判明して、懐かしくてつい声を挙げてしまいました。
私は中学校も高校も「校歌」はすっかり忘れてしまっていますが、何故か、その小学校の校歌だけは今でもほぼ歌えます。
それだけではなく、別の方が過去のお住まいの地名を挙げられた時、「ああ、そこは私が通っていた大阪府立の高校があった場所だ」と気付いてお話ししたところ、その方も同窓の後輩だったことが分かり、親しみが募りました。
不思議なことに、もう一人の方は、私の出身大学の学部まで同じ同窓の後輩だったのです。
『袖振り合うも他生の縁』ということわざがありますが、『縁は異なもの、味なもの』ということわざも思い出され、人と人はどこでどう結び付きやつながりがあるのか分からず、予測のつかない、本当に不思議で面白いものだと改めて思わされました。
半年間、まさかこんなにご縁があるとも知らずにお話してきたのですが、これらが判明したのが、何と、私の誕生日の前日! 
一層、天からの祝福のプレゼントを頂いた思いで感動が深まりました。
この「読書会」に参加する意味合いも気持ちも、以前にも増して嬉しく有難い思いが湧いてきました。

身体の声を聴かなかったツケ

娘が誕生日のお祝いに眼鏡を新しくプレゼントしてくれることになり、一緒に買いに行くことになりました。
今までの眼鏡も、2年前のプレゼントでしたが、最近少し文字が見辛くなっていたので、視力検査をして度数を測ってもらったところ、右目の視力が極度に下がっていることが分かりました。
思い当たるのは、就寝前の読書の時の姿勢が悪くて、目に負担を掛けていたこと。
まずは、その日から読書の姿勢を改めることにしました。
次いで、困った時に相談がてら受診している、内科のお医者様に見ていただいたところ、身体の姿勢だけが問題ではなく、主には食生活の生活習慣を根本から改善する必要があるとの、ちょっと厳しいアドバイスをいただきました。
過去に何度かの大病を経験して、もっと労わる必要のある身体の声に耳を塞いで、エゴを優先してきたツケが回ってきたのだと、真摯に受け止めることができました。
山崎啓支先生の著書『習慣化のシンプルなコツ』の中に、「身体」、「感情」、「思考」は、『意識』が判断を決定するためのセンサーで、重要な役割を果たすと言われています。
本来は、意識から思考⇒感情⇒身体への意思の疎通の流れになっているところを、現在ほとんどの場合は、身体⇒感情⇒思考⇒意識という流れになって、狭い視野に左右されてしまっていると書かれています。
何か重篤な支障が出た時にしか、私達は自分の習慣に気づかずに、ましてや変更しようという思いにはなかなか至りません。
好きなものを、好きな時に、好きなだけ食べると言う食生活に、いよいよ決別する必要に迫られました。厳しいけれど、適切な診断とアドバイスに感謝しています。
今から覚悟と継続力が試されます。
今が変わり時としっかり意識づけをして、これからの人生、何を大切にして生きていくのか、これを機会に見極めと決断をしていくつもりです。

(2022年7月17日 若杉)

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