心と身体のバランスを整える

脳外科診察からの卒業

先日、3か月に一度定期検診に通っている病院の脳外科の先生から、「家の近くで掛かりつけのお医者さんはいらっしゃいますか?」と尋ねられました。
私は「ありません」と答えると、「風邪をひいた時とか…」と言われて、最近医者にかかるほどの風邪はひいたことがないことに気がつきました。
2年前から、眼の異常改善をきっかけに京都の内科医の指導で、小麦粉、乳製品、甘いもの、その他の摂取を制限しています。
それまでは、のどや鼻の風邪の症状は年に3回くらい耳鼻科に掛かっていましたが、いろいろなアレルギー反応が緩和されてくると、免疫力が高まってきたらしく、ちょっと調子が…と思っても自然と治癒するようになりました。
私は42歳で脳梗塞になり、翌年少し軽めではありましたが2回目を発症し、2005年に脳出血を起こして以来お世話になっていたのが、前述の病院です。
診察と言っても、問診で日常の様子を聞かれ、問題が無いと答えると、3か月分の薬の処方箋をいただき、半年から1年の間隔で血液検査をしていただいていました。
お医者様から「もう15年安定してきているので、そろそろ脳外科ではなくて、近所の内科に…」と、卒業宣言いただき、紹介状を書いてくださることになりました。

発酵食品を自分で作る

私は、持病としては、高血圧とコレステロール値が高いことがあります。
「誰しも人間に備わっている偉大な自然治癒力を最大限に働かせることができれば、ほとんどの病気は解決する」と言われていますし、私もそう思います。
最近、醤油麹を自分で作り初めました。
米麹に有機丸大豆醤油を7日間朝晩混ぜるだけで出来上がります。
腸内環境を整え、血流も良くなり、全身に栄養が行き届きます。
しかも旨味成分が塩麴の10倍もあるので、子どもにも食べやすいのです。
更に、昨日兄嫁から「医者が考案した『長生きみそ汁』」(小林弘幸著)という本を貸していただきました。
―自律神経の名医が教える、日本人に合った最強の健康法―と、嬉しい文字が並んでいます。
材料は赤みそ、80g、白みそ80g、玉ネギ1個(すりおろす)、りんご酢大さじ1杯――この4つを混ぜるだけ。
これなら私にも出来そうです。製氷機に入れて冷凍庫保存をすれば、いつでも使えるとのこと。
何よりも、アレンジすれば夕食の一品になるので、毎日の調理のストレス解消にもつながります。
早速、材料を買って作ってみようと思います。

役割を果たすために心身を労わる

ついつい疎かになりがちな身体への労り。
「交感神経」が優位になり、自律神経のバランスを崩してしまいます。
日本は平均寿命世界一。
100歳以上の人が約7万人(その内88%が女性)になりました。
数字からは日本人はどんどん健康になっているように見えますが、多くの人は身体のどこかに不調を抱えて病院通いをしています。
メンタル面では、言いたいことを抑えて、自分らしく生きることが出来ないでいる人。
どの道に進んだらいいのか、何を頼りに生きていけばいいか迷っている人。
多くの人が、どうすれば現状から抜けだせるか悩んでいます。
健康が目的ではありませんが、与えられた人生の中でそれぞれの使命・役割を果たすには、心身の健康を保持していくことが大切なことは言うまでもありません。
どんな方法でも、自分に合って、長続きできることを見つけていけばいいのではないかと思います。
私は、カウンセラーとしてもまだまだ未熟で、これから学ぶことがたくさんあり過ぎます。
だからこそ、身体の声を聴きながら労わっていきたいと思うこの頃です。

(2019年7月28日 若杉)

若杉章子「私を生きる心理学セミナー」のページ

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