オーロラメッセンジャーから受けた刺激

明石の天文科学館での
オーロラ上映と中垣哲也さんのトークライブ

昨年10月に中垣哲也さんをお招きしてオーロラの上映会を開催しました。
今日、その中垣さんの上映会が明石市で行われるということで行ってきました。
昨年は大きなスクリーンでしたが、今日はプラネタリウムのドーム型の天井に時々満天の星が輝いていました。
シートを倒して眺めていると、本当に星空の下にいるよう。
その中でオーロラが躍るようにたなびく姿を見るのは、より臨場感がありました。

ミッションを生きている例のような人

中垣哲也さんとの出会いは、もう10年以上前になりますが、これまでずっとぶれることなくご自身のミッションを生きているんだなぁと、私には見えます。

そのミッションとは、
「私たちが地球という奇跡の星に生きていることをオーロラを通して伝えること」。
時間が空くと、とにかく無数の写真をチェックして、映像化する作業に没頭されているようすです。
そして、大きな会場だけでなく、個人の家でも、たとえ病室でも求められれば出かけていき、オーロラのことを伝えています。
まさに、オーロラメッセンジャーと自称されている通りの人だなぁと思うのです。

そんな純粋な姿に多くの人が感銘を受け、上映会は年々広がりを見せています。

ミッションという言葉には人によってさまざまな解釈があるでしょう。
本人が自分はそのために生まれてきたと思えるようなことをずっとやり続けられるということは、ミッションを生きていると言ってもいいのではないかと思います。

それをご本人が意識しているかどうかはわかりませんが…。

心に残った言葉

ところで、北極圏に近い極北といわれる地域は、夏は白夜で太陽が沈まず、冬はほとんど一日太陽が昇らなくなる時もあるとか。
そんな中、月明かりがなければ漆黒の闇の中で夜を過ごすとき、中垣さんは以前黒くそびえる針葉樹が恐ろしかったと話されていました。

が、今は、恐怖心が一切ないそうです。
それは、自分が自然の一部だと感じられているからだとか。
夜になると湖で、暗い水面を泳いで木を運ぶ姿を見せるビーバーも、友達と思えるそうです。
そうなるとビーバーの方もこちらがレンズをのぞき込んでいる姿に興味を示してきたというエピソードもありました。

何でしょう…
あくまでも感覚的にですが、ミッションと自然の一部という言葉がどこかでつながっているような印象を受け、心に残っています。

2017年秋に神戸でもまた開催します!

そして、昨年に続き、今年もまたオーロラ上映会とトークライブを神戸元町で開催させていただきます。

会場の予約が始まるのを待って、日にちを決定することになりますが、今のところ、10月の終わりの土曜日ぐらいを予定しています。

今年夏のアラスカの最新映像を加えたオーロラの世界をたくさんの皆様に見ていただきたいと願っています。

ちなみにこのページのオーロラ写真は昨年秋に中垣さんが写真撮影用に映写されたものです。
今回のプラネタリウムのオーロラが少し白っぽい色で、実はそれが実際に近いというお話だったので、この写真を選んでみました。
(写りがよくないのは私の責任ですm(_ _)m)

(2017年2月11日 岩田)

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