うまく話せるだろうかという不安

今日は準備不足で焦りました

今日も習慣化のための特別講座でした。
モニターとして参加されている方々を対象に、私はこれまでに2回話し、今日はその3回目。
実はバタバタしていて、準備が不十分だったのです。
で、始まる直前も「大丈夫かな、ちゃんと話せるんだろうか…」とやや不安な気持ちを抱えていたのでした。
よくよく考えてみれば「ちゃんと話せるのか?」という心配は、自分がうまくやれるかどうかを気にしているだけであり、そこに受講者の方への視点はほとんど入っていないんですね。
自分が上手に話し、良い評価を得たいというエゴが中心だったことに、ドキドキする中で気づきました。
うまくいく時というのは、自分がどうかということはほとんど考えていないことが多いんです。
ただ相手と語る内容に集中する…。
そうすると、思いがけない言葉が口をついて出てきたり、説明がスムースに流れたりするものです。
よくわかっているはずなのに、自信のない場では自分のパフォーマンスの方がどうしても気になってしまいます。
今日も寸前にやっとそのことを思い出すことができました。
呼吸を整え、心静かに、自分の欲を手放すように、「自分がするのではない」と心に語りかけました。
いざ始まってしまうと自分がどうこうと考える余裕はなく、結果的にその場で語りたいことが出てきました。
こうしたことを何度か経験しても、すぐに身につくことがないのだなぁとつくづく思い知らされました。
これからも同じことを何度か繰り返していくのでしょう。
いずれは、自分がうまく話そうという思いからではなく、「ただその場にいる状態」で場にふさわしい言葉を紡ぐことができるようになれたらいいなぁと思います。
が、まずは今日の体験に感謝することとします。

(2024年3月10日)

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