春分の日は、宇宙元旦!

春分の日とは

今年の春分の日は3月20日で、太陽に対して地球の傾きがゼロになるため、昼と夜の長さが同じになる「陰陽のバランス」がとれた、いわゆるニュートラルな一日でした。
私は、今まで祝日になっていることにもあまり深い意識もなく、春秋のお彼岸の中日というくらいの認識で、その前後にお墓参りに行くことを習慣にして過ごしていました。

前日の19日に、ヨーロッパに在住している友人とスカイプでお話をする機会がありました。
彼女は長年「風水」を学んでいて、今ではドイツ語で風水を活かしたアドバイスのお仕事に携わっています。
そこで、西洋の占星術的に見て「春分の日」はとても重要な日で、「宇宙元旦」とも言われる、一年のエネルギーが導入されてくる最初の日だと教わりました。
何かをスタートさせるのに最適な日だとのこと。

興味が湧いたので、早速調べてみました。
「春分の日」とは、――春分にあたり、自然をたたえ、生物をいつくしむ日――とあります。
もう少しスピリチュアル的に掘り下げると、
「今年は、新しい時代に向かって、大きく舵を切っていくタイミングの時で、テクノロジーや情報関 係の成長のスピードは、更に速まっていく。
また、今までのような経済的な成長だけではなく、ほかの大切なものの価値が認められて高まっていくことになるでしょう。
もしくは、幸せだと感じる価値観が多様化していき、働き方も大きく変化していくでしょう。」
春分の日からまだ2日、運気のスタートは始まったばかりです。今日からがスタート!

新型コロナウイルスの発生・世界的感染拡大?

私は、スピリチュアル的なことを全面的に信じ切っているわけではありませんが、人智ではどうしようもない出来事が起こっている今、暗示のようなこれらの言葉に、何らかの宇宙の意図が隠されているのでは…と思ってしまいました。
人は変化の大切なことが頭では分かっていて、さて変わろうと思ってもなかなか変わることができせん。「分かっちゃいるけど、止められない!」
個人でも相当難しいのに、それが集団になると猶更です。
昨今の出来事と照らし合わせてみると、ウイルスの感染拡大予防策として、欧米での国境閉鎖、国や地域での外出禁止、この連休では大阪府が兵庫県との往来自粛令まで出される状況です。
そんな中で、時差出勤や在宅勤務、電話会議・ネット研修…など、各所でいろいろな工夫がなされています。
この一連の状況に収束宣言が出されたとき、働き方やコミュニケーションの取り方などに、今回の経験が加わって選択肢が広がってくるかもしれません。
新しい時代に向かって、世界全体、地球規模での変革が余儀なく願われているような予感すらします。
今まで当たり前に思ってきたことが、突然目の前から一切無くなってしまうこと、地震や津波、台風の災害など、少なからず私達は体験してきました。
私は個人的には3度の脳梗塞で、身体の自由が利かなくなることも体験しました。
人生はまさしく苦難の連続です。
だからと言って、いつも不安や恐怖に怯えた備えばかりしているわけにはいきません。
苦難を乗り越えることが人生の意味かもしれないと、最近少し思えるようになりました。
恐怖心のものすごく強い私に、「恐怖の反対は感謝」だと教えてくださった方がいます。
とても納得する思いがあったので、それからは恐怖の感覚に襲われたとき、心の中で強く「感謝、愛、理解」の思いを満たす努力をしています。
ほどなくエネルギーが湧いてきて、とらわれが薄れていくのを感じます。
コロナウイルスの感染予防のためには、今自分ができることを黙々と行い、各人の責任で拡大を防止することが願われます。
日常生活で気を付けること――「手洗いの徹底、手指の消毒。お風呂に入る。睡眠をよくとる。砂糖、甘いものを控える。散歩で身体を動かす。などなど」
どうしてもの用事ではないかぎり、大勢の人が集まるところにはできるだけ行かないとか、自分なりの工夫をして、前向きに過ごしていきたいものです。

私は、先日初めて娘と焼き肉屋さんで、二人飲みの夕食をしました。
少し前に、夫と娘婿が二人で夕食・二人飲みをしたので、では今度は母娘で…ということで、実現したものです。とても楽しい嬉しい時間を過ごしました。思わぬ贈り物です。

古くは、春分の日は…

春分の日の付け加えです。古くは農業の豊作に関する重要な日で、農耕を始める日としても大切にされていたようです。
そんなこととは知らずに、夫と娘一家は、この日に畑でジャガイモの植え付けをしました。
日本人のDNAが組み込まれているのかもしれませんね。
最後に、もう一度スピリチュアル的に!
「自分が何を望んでいるのかをクリアにして行動することで、確実に実りと豊かさに近づいていくことになる。」とのことです。
さてそれでは、私は何がしたいのか?どう在りたいのか?
また、大切な問いに戻ってきました。事あるごとに繰り返し問い続けていきます。

(2020年3月22日 若杉)

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