仕事はやりかけにしておくのもいい

刺激の強い言葉はものごとを一面からとらえるときに出てくる

書店に並んだ本の背表紙のタイトルからは、とにかく目立つことで手に取ってもらおうという意図が見えるものが多いですね。
「1日で…」「3分で…」と短時間で何かを習得できると訴える、
「~してはいけない!」などと常識とは反対の言葉で注意を引く、
確かにそれにつられて、つい手にとってみた、という経験は数知れず…。
今日のブログも少しキャッチーな本のタイトルにしたら、「仕事はその日に終わらせてはいけない!」とでもなりそうです。

一般的には大袈裟なタイトルの割に、内容はごく常識的という本も多いものです。
むしろそちらの方が多数派かもしれません。
極端であるということは、ものごとの一面だけをとらえているともいえるので、内容では全体性を考えるとある程度常識的なところに収まることになるのでしょう。

というわけで今回のブログも「仕事はやりかけにしておくのいい」と言っているわけではなく、「やりかけにしておくのいい」という話です。

仕事をやりかけにしておくことのメリット

ある作家の方が、その日の仕事をキリのいいところで終えずに、あえて途中で止めておくと、翌日すぐに続きから仕事を始められるメリットがあると書いていました。

これには私も同感です。
研修の資料を作る、文章を書くなど、発想が求められる時には特に適しています。

私の場合まず行うことは、
・マインドマップで思いついた流れをラフに書く
・パソコンでワードやパワーポイントなどのソフトを立ち上げて、とりあえず書式やデザインを決めて保存する
・できたら最初の部分を少し打ち込む
などです。

で、一日二日、それを放置してみます。
他のことをしながらもそれについてぼんやり考えるモードで過ごしていると、ふとした時にアイデアが浮かぶので、ざっくりメモします。
イメージが固まってくると、資料を完成させたいという意欲が高まるので、一気に仕上げます。

やりかけにしてうまくいく時というのはこんな流れになる時です。

ものごとには両面ある

もちろん、いつもうまくいくとは限りません。
やりかけのデメリットや、そもそもやりかけにできない場合があることも見逃せません。

放置の仕方によっては、それ自体に対する目的意識を失い、何を考えたらいいのかが曖昧になることもあります。
また、日常にはある程度の達成感も必要なので、時間内に終えたという達成感を味わえる他の仕事や用事を同時並行で行う方がいいようにも思います。
そもそも、期限が迫っていることには悠長なことは許されません。

ものごとには両面があることを認識しつつ、自分の仕事の仕方、生活の仕方を見直してみるというのが目下の私の課題です。

(2017年8月29日 岩田)

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