2022年の企画の予告

来年の企画をご案内します。

1.1月からオンライン読書会がスタート!
現在対面で実施しているライアン・ホリデイ著『ストア派哲学入門』をオンラインで読み、シェアする読書会です。
日曜日午前を予定しておりますが、日にちは決定次第本サイトでご案内します。
本はセネカ、エピクテトス、マルクス・アウレリウスという後期ストア派の言葉を中心に一日一節の読み切りになっています。
好きな個所や気になる箇所を挙げ、気づきや体験をシェアするという気軽な場ですが、視野が広がり、気持ちが変化するというような実感があります。
自分の生き方を再考する場として多くの方に活用していただけたらと願い、オンラインでは無料でご参加いただけるようにいたします。

2.オンラインセミナーの開催(三田村薫と岩田和美のコラボセミナー)
3月から全6回のセミナーを企画しています。
タイトルは「変化の時代にチャンスをつかむための直観力の使い方―思考と感情を活用するセルフ・チームビルディング」。(読書会と違って、こちらは有料です)
このセミナーのテーマは「統合に向かうこと」です。
もし人間を大雑把に右脳型と左脳型に分けるとすると、三田村は前者、岩田は後者。
違う考え方や感性を持ち寄り、活かし合うことも統合の一歩。
ふたりがどのようなコラボをするのかにも注目してください。
また、自分の内側の統合が外側との統合に反映されるという視点も大事にしています。
講師と参加されるみなさんとの化学反応によって、場に何がもたらされるのかも楽しみです。
スタートに先立ち、下記のようにプレ・セミナーを予定しています。
プレ・セミナー(三田村) 1月16日(日)9:30~12:00
プレ・セミナー(岩田)   2月6日(日)9:30~12:00
本セミナーの詳細は後日本サイトでご案内いたします。

変化する時代と生まれる問い

さて、今は歴史の中でも大変革期にあたっているのかもしれません。
ベストセラーになった『サピエンス全史』によれば、20万年前に東アフリカで進化したホモ・サピエンスは、7万年前の認知革命という飛躍的な進化によって、他のヒト科を圧倒し、やがて唯一の人類種となったといいます。
が、7万年前から科学革命が起こったといわれる500年前までの長い期間で変化したことと、その500年前から現在までの短い期間での変化は後者の方が大きいと感じられます。
さらに直近の50年の変化は500年前から50年前までの変化に比べると格段に大きいというのも誰もがうなずけるのではないでしょうか?
このまま行ったらどうなるのでしょうね?
AIやロボティクスなどによって、多くの人が今の仕事を失うともいわれています。
さらに、新型コロナによって社会は変わらざるを得ない状況に直面しています。
未知の事態への対応に追われることは避けがたいことですが、一方で将来に向ける目を逸らすということをもたらします。

答えを出せる問いとは何か?

そんな中、改めて将来を見ようとすれば、さまざまな問いが生まれてくるでしょう。
例えば、
「これからの世界はどうなっていくのか?」
「私たちの生活はどうなるのだろう?」
「子供や孫たちはどうなっていくだろう?」
「私たちはどう生きていったらいいのか?」
潜在意識は「わからない」という状態を嫌います。
問いを立て、すぐに答えがでないと、わからないことを解消するために、答えを探し求めるといわれます。
答えを探すために潜在意識下で考え続けるとなると、そこにエネルギーを使うことになります。
ほとんどの場合では、壮大すぎて手に負えない問いや、曖昧な答えにとどまりそうな問いではなく、自分次第で答えを手に入れられる問いを選んだ方が良いと思います。
自分次第で答えを手に入れられる問いというのは、
「私はどう生きていこうか?」など、私が主語になって答えを選択できるものです。

年末年始は改めてそんな問いに向き合うには良いタイミングなのではないでしょうか?
もし、読書会なども答えを出すためにお役に立ちそうであれば、ぜひご検討ください。

(2021年12月5日 岩田)

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