最近面白かった本〔1〕

『未知なる人体への旅』

このところ本をたくさん読んでいます。
もともと乱読気味ではありましたが、実は図書館で借りたり、購入したりしても、しっかり全部読むことは少なかったんです。
最近、時間の使い方についてのマインドを変えることができたため、一冊ずつ最後まで読むことができるようになりました。
この年齢になって、本当に今更という感じですが、まあ人生の中でできなかったことができるようになったのは、いくつになっても喜ばしいことです。
このブログは最近2週間に一度の更新ペースになっていますが、読んだ本で面白かったものを時々(もしかしたら毎回?)自分自身の記録を兼ねて、ご紹介しようと思います。

まず第1回目として、最近面白かったのは、ジョナサン・ライスマン著『未知なる人体への旅』です。
医師であるライスマンは、私たちを構成している身体の組織をひとつひとつ取り上げて、その働きを自身の体験したエピソードとともに紹介しています。


喉、心臓、肝臓、松果体などから、便や尿、血液に至るまで、私たちが普段お世話になっている身体の機能が本当に精密に設計されていることを実感できます。
生物が自然淘汰されて現在の姿になっていることは納得できますし、裏付ける理論や実例もありますが、どうしても生まれる疑問があります。
「一体この精緻な設計を行った主体はあるのだろうか?」
です。
神様が創造したと言うことは簡単かもしれませんが、では神様とはどんな存在かということへの答えはありません。
どこまでも答えが出ない問いですね。
それでも私たちの身体は絶妙なバランスによって成り立ち、人間を含む生物は奇跡のような存在だということは事実です。
こうして生きていることがそもそも当たり前のことではなく、身体のいろいろな機能によって支えられているんですよね。
この本を読んで、知らなかった身体のことを詳しく知り、感謝の気持ちが湧いてきました。
ボリュームはありますが、ひとつひとつのエピソードがとても読みやすく、飽きずに読める本でした。

(2026年5月17日 岩田)

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