「伝わる話し方」講座と受講者の感想

「伝わる話し方」講座(2018年5月27日)

講座当日の本日は、久しぶりの主催・公開講座だったこともあり、少し緊張して迎えました。
結果的には8名(全員女性でした)にご参加いただき、3時間、真剣で和やかな時間を過ごことができました。

「話し方」をテーマにするセミナーを開催することは、昨年から意識し始めたことです。
私たちの行動のほとんどは無意識に行われますが、話すことも多くの人は無意識に行っています。
無意識ということは、コントロールの範囲外ということ。
スムーズに話が進み、人と良い関係を築くこともあれば、「話さなければよかった」「話せたらよかった」と後悔を感じることもあります。
後者の場合も、ポイントがわかっていれば、いくらでも修正することが可能になります。
修正が必要だとわかった時点で、無意識が意識化され、コントロールする対象に変わるからです。
そうなると、他の人の話し方にも自然に注目するようになります。
「あ、あんな話し方、感じがいいな」とか、「こういう言葉をつかうとわかりやすいな」など、気がつくことも多いのです。
私もこの数か月、ずいぶんいろいろな人の話し方に注目しました。
セミナーにするために自分で整理したことと、実践が結びつき、やっと実現に至ったというわけです。

次回開催は秋ごろを予定しています

今回のポイントは「理由や物語を取り入れて話す」でした。
基礎編という位置づけだったので、すぐに取り入れられる話し方のポイントに絞りました。
ロジカル(論理的)とは主張と根拠が揃っていて、そこに妥当性があるということ。
人が納得するのは「あたま」と「こころ」の理解・共感が必要なこと、
などを説明した上で、具体的なワーク(練習)を行いました。
ワークの内容は、「理由をそえて話す」「具体例や物語を組み合わせる」「PREP法を活用する」などです。
多くのワークはペアで行っていただきましたが、最後は3分間のプレゼンを、全体の前で行っていただきました。
どの方のお話も、わかりやすく、心惹かれるもので、「あたま」と「こころ」が納得する内容でした。

以下、承諾いただいた方の感想を掲載いたします。

  • Aさん
    すごくわかりやすかったです。レクチャーだけでなく、演習も多くてトレーニングになりました。
  • Fさん
    「論理的に話すと良い」と、いろいろな本や人から言われますが、具体的にワークをすることで、「論理的→根拠をつけることなのか」と、案外簡単なことだと思いました。
    自分自身で難しく考えていたようにも思います。とても良い気づきと、刺激になりました。
  • Kさん
    自己紹介の時点での皆さんは、話すことに自信がないと言われる方がほとんどで、実際ホントに自信なさげにお話をされていました。
    ところが、最後のまとめのワークでは、驚くほどのロジカルな話しぶりに自信、余裕まで感じられました。
    テンプレートに当てはめての練習は効果的だと思いました。
  • Zさん
    他己紹介の時から、自分の概念とか自分の意見まで言いそうになり、とても自分本位というクセがわかりました。面白かったです。
    ロジカル、意外と身近なものになりそうな気がしました。
    ワークや他の人の話をお聴きして、自分の思い込みの枠がはずれたり、広がって楽しい時となりました。

続編は、秋ごろに開催予定です。
詳細が決まりましたら、当サイトやメルマガでご案内させていただきますね。(男性も大歓迎です)

(2018年5月27日 岩田)

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