守るのが難しい約束とは?

人との約束は何とか守れても、自分との約束には甘くなる

もし、人との約束を守れなかったら、どんな反応が出てきますか?
私の場合、人と約束したことを守れなかったら、まずは相手に申し訳ないと感じます。
そして、守れなかった自分を恥ずかしく思う。
時々、なぜ守れなかったのかと自分を責める。
次は絶対に守ろうと誓う。
などということになります。

約束した相手がいると、責任を感じます。
迷惑がかかってはいけないから、何とかそれを果たそうとします。
ついでに、守れなかったら自分の評価が下がることへの恐れもあるので、余計に守らなくてはと緊張します。

では、自分で何かをやるぞ!と決めたことはどうでしょうか?
「毎日筋トレをする」とか「10分は英語を勉強する」と決めるのは、自分との約束です。
これまでを振り返ると、約束を守れたこともありましたが、守れなかったこともたくさんありました。
すると決めて守れなかったことも、だいたい最初の一週間から10日ぐらいは続けられました。
が、疲れて何もできないような日があって、つい休むことがあります。
すると、リズムが崩れるのか、しだいに続かなくなるというパターンが繰り返されてきました。

そういう時、約束の相手が自分自身だと、申し訳ないと思うことはありません。
守れなかった自分を恥ずかしく思うことは少しはありますが、それほど自分を責めることはありません。
ただなんとなく続かなくなってしまったので、次は絶対に守ろうという強い気持ちにもなっていません。

同じ約束でも、自分自身に対してはずいぶんと甘くなってしまいます。

自分との約束を守らないと自分を信頼できなくなる

決めたことを守るというプロセスでは、一般的にはちょっと苦しかったり、飽きてしまったりといった局面に遭遇するようになっています。
やめたくなるのはそういうタイミングです。
たまたま体調が悪かったりすると、休むための格好の理由ができて、「今日ぐらいいいかな」と思ってしまいます。

そうやって約束を守らなくなっていっても、誰かに叱られる訳ではありません。

人生の中で何度となく繰り返されてきたことです。それどころか小さなことを入れたら何十回、何百回となく繰り返されたのかもしれません。
表面的にはそれほど大きな不都合がないように見えても、無意識レベルでは、決めてもできないダメな自分のイメージは蓄積されていきます。
また、できないんじゃないか。
どうせ、続かないんじゃないか。
それは、自分自身への信頼をどんどん失っていくことにほかなりません。

で、今年の初めに改めて「自分との約束を守る」ということを決めました。

一日の中で、あるいは週単位で、やることを決めたら、それを守るということです。
守ったかどうかを可視化するために、エクセルで簡単なチェックリストを作り、定期的にチェックを入れています。

今のところ、8割ぐらいできている状態です。
もちろん100%できたら完璧です。
ただ、完璧を意識しすぎると力が入る分、疲れて、結局できなくなることがあります。
最初から100を狙おうとせずに、7,8割をキープできるようにした方が結果的に続けられることも多いようです。
3ヶ月ほど経ち、結果的にエネルギーの消耗が少なくなっているような気がします。

人間関係において信頼は大切なもの。
同じように、もしくはそれ以上に自分自身への信頼は、生きていくうえで大事な要件だと実感しています。

(2017年4月15日 岩田)

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