若杉章子の一文字ブログ11「輝」

今回は、『輝』を選びました

き、かがやく。
辞書の意味は、光が四方に広がる、かがやかしいこと、とあります。

輝石、光輝、輝映、輝躍、輝度…。
「輝かしい未来」「輝く月のように」「輝きのとき」
この文字の、私のイメージは、「まばゆい、華やか、きらめく」です。

自分の人生を顧みて、輝いていた時は?
30代が、結婚、出産も含めて、仕事の面でも一番充実した時であったように思います。
確かに、華やかで、著名人にも沢山出会い、自分なりに活躍したと思える時代でした。
が、改めて振り返ってみて、果たして「輝いていたのか?」と、今、自らに問いかけてみると、「輝かせていただいていた」が、しっくりくる気がします。

『太陽』のように、自ら炎や熱を発する存在もあれば、太陽の光を受けて輝く『月』の存在もある。
私は周りの方達の愛や光をいただいて、活かしていただいていたのです。
そのことに気づかずに、何と傲慢な生き方をしていたのか…と、やっと思えるようになりました。

ふと思い出すのが、高橋尚子さんや有森裕子さん等を、世界のトップランナーに指導された、小出義雄監督。
ご自身も、陸上競技者であり、箱根駅伝のご経験もお持ちですが、競技者としてのご自分以上に、他の人の才能を見出し、開花させることに一層の輝きを発揮されました。

ただの珍しい石を、最高の輝きの出る磨き方、カットの方法を編み出して、宝石「ダイヤモンド」に仕上げる。
人の中に潜む輝きを、純粋に見つけ出し、見守り、一緒に磨き合いながら輝いていく…。

『輝』という文字を見つめながら、今の私には理想でしかありませんが、何億光年か先に希望を馳せて、「輝く人生設計」をしていきたいと、幸せな思いになりました。

日常で出逢う人、出来事を、一期一会の思いで、大切にしたいと、今更ながら、深く思わされたひと時でした。

(2017年9月16日 若杉)

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